大谷鬼次とは江戸時代の歌舞伎役者ですね。
浮世絵が好きであれば、誰もが一度くらいは見ていると思いますが、
東洲斎写楽の「奴江戸兵衛」は有名です。
この東洲斎写楽という人物については、活動期間が10か月ということで
謎に満ちていますが、最近の研究では斎藤十郎兵衛という徳島藩の武士で
あるそうだという話です。
その写楽が描いた大谷鬼次が今回、サンサーフのアロハシャツとして
2020年リリースされております。
昨年もぐちぐち申しました通り、「この手の服は外人向け」である。と。
海外からの観光客はこういうの喜びます。
そして、

私、一浮世絵愛好家から再度言わせますと、
基本的に浮世絵は着るものではなく、
見て楽しむものだと思っています今でも。
それでも、北斎アロハのようにでかでかのアロハについて、
室内のインテリアとして楽しむという手も無きにしも非ずです。
絵画ではなくアロハを飾ると。
そういう選択もありです。逆にオサレです。
しかし実際、着るということを考えた時にですよ、そんな着れますかk?

今回、私の好み通りにアロハにでかでかそれを配置するのではなく、
小さくして配置するという形で作ってくれました。
なかなかこれはいいと思います。本当に着る、ということを考えた時に、
あまりでかでかとその絵を配置するより小さくして配置したほうが着用しやすい
です日本人は。大きいと「ドヤ」感が出て馬鹿っぽいですし、
安っぽくも感じますね。
で、なんだかんだ偉そう言って大谷鬼次は良いです。ほすぃです。