ジーンズスタイル

国産メンズジーンズ、シャンブレーシャツ等、色落ちや感想。主なブランドはバーガスプラス(特に955)、ウエアハウス、シュガーケーン、フルカウント、ミスターフリーダム等のメンズファッションについておそらく期間限定で勝手に語る。

2019年03月

先日、某メンズファッション誌を眺めていたところ、
この春のコーデとして、

必要なのは色気じゃなく「かわいげ」です。
40歳男子、スタイルの掟 do&don't!!


となってまして、パラパラめくってみたところ、
ビッグサイズ、オーバーサイズ
ゴリゴリ押しな内容でしたよ。

。。。どうせ自分が実践したら、コミカルな悲惨なコーデに
なるに決まってる(怒)



。。。ふん!好きにしろ!


さて、昨日押し入れを少し整理していたところ、
素晴らしい品物を発見しました。
デッドストックジーンズです。(リーバイスではない)

押し入れに押し込まれた本、雑誌やらガラクタなんやらの
奥の方にぞんざいに埋もれてるヒノヤさんの袋があったので
何気なく開けてみたら、
ビリケンマン

「こ、これは…!」

呼吸ができないくらい興奮しました。

もうこれはアメリカの閉鎖された炭鉱で発見された
リーバイスの1880年代最古級ジーンズに
勝らないとも劣る未知のジーンズの発見ですよ。

ネバダジーンズの時も炭鉱のゴミ山に埋もれていた
らしいです。
発見のされ方が通ずるものがあり、非常に類似してます。

そう、お宝は無造作に埋もれているものです。
ビリケンマンジーンズ
驚いたことに生地が固く、まだノンウォッシュ状態で
誰かが穿いた形跡もないし、
革パッチは「ビリケンマンジーンズ」と書いてあります。
昔のコインのようなものもポケットに入ってました。
ビリケンマン リジット

「ビリケンマン」とは、きっとアメリカ発祥の神様ですよ。
黒船来航以前の未知のジーンズではないでしょうか。
誰にも教えたくないですね。


反論はあるかもしれませんが、
百歩譲って少なくとも間違いなくこれは
現在は生産してないデッドストックですね。

いつか穿こうと思うので大事に押し入れの奥の方に
保管することにします。



というわけで、
本日も現実と妄想が入り乱れた

ファンタジー脳が止まりませんでした。

ヒノヤ70周年アイテムは今のところ欲しいもの
がありません。まだまだ春夏秋冬先は長いです。
今後に期待します。

さてさて、先日こんなことがあったそうです。

 大阪市内の古着店で約16万円のビンテージジーンズを盗んだとして、南署は15日、豊中市、アルバイトの男(22)を窃盗容疑で逮捕した。

 「転売目的で盗んだ」と容疑を認めているという。

 発表によると、男は14日午後、大阪市中央区の古着店でジーンズ1着(15万9840円相当)を盗んだ疑い。輸入品のジーンズは1930年代製だが保存状態が良く、古着店は「日本に1着しかないビンテージ品だ」と署に説明しているという。

 【読売新聞オンライン】


そういえば何年か前にリーバイスの1800年代後半の
状態のものすごくよいジーンズがオークションに出るとか
いう話が合ったんですが、その後どうなったんでしょうか?
ガセでしょうか。

lot.955とシャンブレーシャツ
lot.955ジーンズのコーデ

それにしてもヴィンテージジーンズの値段は高いですね。
私も1本くらいは欲しいし、穿いてみたいです。

ここ数年、ネットの古着ショップで
販売されているリーバイスのヴィンテージを漁っているのですが、
私は盗んだりしません。

ジーンズは芸術品です。
時々美術館の展示品が盗まれたとかありますけど、
芸術品、美術品を盗むなんて言語道断です。

芸術品は見て楽しむ、または自分で買うものなんです。

ヴィンテージジーンズは芸術品です。鑑賞し、そして穿きます。
そして比較します。

そういうわけで、


今年あたりヴィンテージジーンズ買いそうです。
シャンブレーシャツとチノパン
シャンブレーシャツとチノパンのコーデ

先日、気づいたらブログの管理画面に謎の☆マークが
付くようになりました。

ブログレベルランキングだそうです。

。。。。勝手にレベルだのランキングだの付けるんじゃない!

と思ってしまったのですが、勝手に無料で使用させて
もらっているので、我慢しますよ。

まあ順位はどうでもいいのですが、
今まで順位がない状態だったということで
ブログとして最低基準を満たしたのかなという気がします。
「ミニマムなテイスト」というやつですよ??

持ちつ持たれつでやっていこうじゃないですか。
シャンブレーシャツ コットン / リネン混合

今回はバーガスプラスのシャンブレーシャツです。
定番のlot.300ではないです。
商品としてはコットンリネン混合のワークシャツ
という形で販売されてましたが、
シャンブレーシャツです。

商品というのは時々本来のネーミングからは外れた商品名として
販売されることがあると薄々感じるところがあります。
例えば、ファティーグパンツとベイカーパンツなんかは
区別しているところもあればごっちゃになっている
ところもあります。

まあシャンブレーシャツもワークシャツのシャンブレー生地を
使用したものだったりで間違いということではないんですが、
なんかややこしく感じます。

色はバズリクソンズのブルーのシャンブレーシャツに似てます。
すこし陰のあるブルーというか。
シャンブレーシャツ メンズ リネン

ポケットは必要最小限の1個だけです。ミニマムなテイストです。
生地感は先日のフェローズのシャンブレーシャツに近いです。
シャンブレーシャツ メンズ

腕のボタンは二つあります。
このシャツに限らずですが、
先端のボタンはわかるのですが、上のボタンって機能的に
は何なんだろう。寒いときにスースーしないとか?
これもミニマムなテイストでしょうか?
バーガスプラス コットン / リネン混合
背中の部分はタックというのかな、軽く織り込んで縫ってます。
動きやすくする意味があります。
ミニマムなテイストですが、
シャツのこの部分って色々種類があって面白いです。

リネン使用シャンブレーなので春から初夏にかけて
コーデのマストアイテムとして重宝します。
シャンブレーシャツと着こなし


というわけでしつこいようですがまたシャンブレーシャツを紹介しました。



全体的にざっくり言うと実にミニマムなテイストですね。

日本で最初にジーンズを穿いたのは戦後の話で
白洲次郎という人だそうです。

。。。。アメリカでジーンズができたのは1880年代あたり
ですよね。その間60~70年くらいあると思うけど、
日本人で誰も穿いてないんですかね。ちょっと疑問を
感じました。

多分、確認できているという意味で白洲次郎が最初という
ことになっているんだと思います。なので実際、それ以前に穿いている
人はいると思います。

関東大震災の際に、救援物資のクッション材としてデニムが使われたという
話もあるようです。

なので、今後日本の古い家の蔵から戦後以前のお宝デニム
が発見される日もあるのではないかと期待しているのですが、
なかなかそういう話は出てきませんね。

日本から最初にアメリカに渡ったのがジョン万次郎とかですよね。
彼は穿いたのでしょうか。

調べてみたら「ジョン万次郎ジーンズ」なるもの
が販売されていた形跡はありました。
あくまでもそういう想定で製作したものでしょう。

同じような想像をする人がいるんですね。

明治大正時代、昭和初期などのアメリカ大使とか
外務大臣の何人かはアメリカのリーバイスのジーンズ
を穿くこともあったんじゃないでしょうか。

あと移民とか。

「アメリカ大使館員が穿いたジーンズ」
「アメリカに渡った移民〇〇氏のジーンズ」

ん~。。。

なんかピンと来ないです。

じゃあ。。

「黒船来訪の際、ペリーが武士とか大名とか幕府にプレゼントしたジーンズ」
「ペリーが黒船の中でくつろぐ時に穿いたジーンズ」
「ペリーが黒船で寝るときに穿いたジーンズ」

ってペリーに寄せて妄想したらペリーが来た時はまだジーンズは無さそうだった。

妄想が止まらなくなったのでこの辺で。




自称ジーンズ大好き人間のこの私、
所詮はジーンズ愛好家たちの足元にも及ばない
程度のジーンズファンに過ぎません。

ですが、時々箪笥の中を見たときや新しいジーンズを購入する
度、普通の人とは明らかに違う所有数を自覚する度、

深刻な脳の病気ではないか

という気持ちにかられます。

こういう時は、他のジーンズサイト、ジーンズブログを
見るようにしています。この人たちは私よりも遥かに
大量に、見た目、無量大数レベルにジーンズを持っています。
しかも楽しそうにしています。
生きてるうちに穿けないだろうけど。フフフ。

色落ちの時間の記録とかとっちゃっている人もいます。

…良かった、少なくとも自分は脳の病気じゃないんだ!

すごく不安が和らぎます。


また、ジーンズではなくても雑誌等で
おびただしい数のスニーカーや革靴等の所有者の
記事なども見るだけで精神が安定してきます。

そのたびに

大丈夫、まだ買っていいんだ!


ってなります。
lot.955春のコーデ
lot.955ジーンズのコーデ



先人たちに感謝です。

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