ジーンズスタイル

国産メンズジーンズ、シャンブレーシャツ等、色落ちや感想。主なブランドはバーガスプラス(特に955)、ウエアハウス、シュガーケーン、フルカウント、ミスターフリーダム等のメンズファッションについておそらく期間限定で勝手に語る。

日本で最初にジーンズを穿いたのは戦後の話で
白洲次郎という人だそうです。

。。。。アメリカでジーンズができたのは1880年代あたり
ですよね。その間60~70年くらいあると思うけど、
日本人で誰も穿いてないんですかね。ちょっと疑問を
感じました。

多分、確認できているという意味で白洲次郎が最初という
ことになっているんだと思います。なので実際、それ以前に穿いている
人はいると思います。

関東大震災の際に、救援物資のクッション材としてデニムが使われたという
話もあるようです。

なので、今後日本の古い家の蔵から戦後以前のお宝デニム
が発見される日もあるのではないかと期待しているのですが、
なかなかそういう話は出てきませんね。

日本から最初にアメリカに渡ったのがジョン万次郎とかですよね。
彼は穿いたのでしょうか。

調べてみたら「ジョン万次郎ジーンズ」なるもの
が販売されていた形跡はありました。
あくまでもそういう想定で製作したものでしょう。

同じような想像をする人がいるんですね。

明治大正時代、昭和初期などのアメリカ大使とか
外務大臣の何人かはアメリカのリーバイスのジーンズ
を穿くこともあったんじゃないでしょうか。

あと移民とか。

「アメリカ大使館員が穿いたジーンズ」
「アメリカに渡った移民〇〇氏のジーンズ」

ん~。。。

なんかピンと来ないです。

じゃあ。。

「黒船来訪の際、ペリーが武士とか大名とか幕府にプレゼントしたジーンズ」
「ペリーが黒船の中でくつろぐ時に穿いたジーンズ」
「ペリーが黒船で寝るときに穿いたジーンズ」

ってペリーに寄せて妄想したらペリーが来た時はまだジーンズは無さそうだった。

妄想が止まらなくなったのでこの辺で。




自称ジーンズ大好き人間のこの私、
所詮はジーンズ愛好家たちの足元にも及ばない
程度のジーンズファンに過ぎません。

ですが、時々箪笥の中を見たときや新しいジーンズを購入する
度、普通の人とは明らかに違う所有数を自覚する度、

深刻な脳の病気ではないか

という気持ちにかられます。

こういう時は、他のジーンズサイト、ジーンズブログを
見るようにしています。この人たちは私よりも遥かに
大量に、見た目、無量大数レベルにジーンズを持っています。
しかも楽しそうにしています。
生きてるうちに穿けないだろうけど。フフフ。

色落ちの時間の記録とかとっちゃっている人もいます。

…良かった、少なくとも自分は脳の病気じゃないんだ!

すごく不安が和らぎます。


また、ジーンズではなくても雑誌等で
おびただしい数のスニーカーや革靴等の所有者の
記事なども見るだけで精神が安定してきます。

そのたびに

大丈夫、まだ買っていいんだ!


ってなります。
lot.955春のコーデ
lot.955ジーンズのコーデ



先人たちに感謝です。

アメリカンカジュアル版辛口一献、

「能書きはいい、飲めばわかる」

ウエアハウス lot.3400
lot.3400

コーディネートに染み込むシンプルなデザイン。

lot.3400

古き良きアメリカの香り。

lot.3400

余計な装飾やロゴマークは一切なし。


スニーカーは何も変わらずにそのままでいい。


てんやの天丼もそのままでいい。
ハンバーグをてんぷらにしなくていい。

能書きはいい



能書きはいい、履けばわかる。



そして今更ですが
私は文才がまったくない。



以前に比べると、ジーンズを穿かない人が
増えたと度々言われていますね。

ジーンズはダサいとかクサいとかダサいとかクサいとか。。。。。。

でも私は何を言われてもジーパンを穿き続けますよ。

でも何故なんだろうと、
あれこれと想いをはせてしまいました。
バーガスプラス lot.955

色んな説があるようですが、
ネットの記事を漁っていると、「ボトムスの選択肢が増えたため」
というような話を目にしました。
ああ、確かに自分自身も昔に比べれば、

チノパン、ファティーグパンツ、ワークパンツ、ぺインターパンツ、ダックパンツ、
ベイカーパンツ、
そして色違いのチノパン、ファティーグパンツ、ワークパンツ、ぺインターパンツ、ダックパンツ、ベイカーパンツ、
そして生地違いのチノパン、ファティーグパンツ、ワークパンツ、ぺインターパンツ、ダックパンツ、ベイカーパンツ。。。。。そしてシルエット違いの。。。。等々、

ジーンズ一辺倒ではなくなっている気はします(汗)。
それは大きな要因でしょう。

また、趣味的な部分でいうと、
「ジーンズの経年変化を楽しむ」文化も以前ほどは
盛り上がっていないように思います。これもまた、昔に比べれば
個人が楽しむ趣味趣向が多様化し、各々関心をもつ分野が
増えたというところもあるかと思います。

あと、作業着的な部分、
ー「昔のアメリカの作業着がジーンズ」
というコテコテの意味ではなく、単純に「汚れてもいい」という意味でのー
その役割も昔ほどではなくなっているように思います。

「汚れてもいい服」の定番がジーンズ、ジーパンでしたよね。

そもそも「汚れてもいい」という感覚やそうした機会が
現在は減ってきているのでは?
走り回るとか、道路に座り込むとか。
黒スキニーとかで道路座り込まないでしょ。。今は。

ジーンズの良さって何だろう。服を合わせやすいとか?
合わせやすいが故に短絡的なダサいコーデに陥るような
気もしますね。敬遠気味になりそうです。

本当は安くてなおかつ、いい色落ちがして作業着にもなる
ファッションアイテムであるべきのように思います。

時代が違うんですね今は。。。

IMG_0284
ジーンズのコーデ(バーガスプラスlot955、シャンブレーシャツ、ベスト、ステンカラーコート)

多分、今後もしばらく細々としていきそうですが、
何かのきっかけで時々ブームがやってきては廃れ、
本当にジーンズ好きな人を除いては
穿かなくなっていくような気がします。

しかし、また別の角度から考えると、安くてすぐダメになるようなものや
流行だけの服のスパイラルに疲れ果てた人々が、
長く丈夫で愛用できるものを求める時が。。。
そう、長く使用して愛着をもつという。。。

その時また再びジーンズは何度目かの黄金時代が
やってきそうな。。いやいや妄想ですね。
IMG_0291
ジーンズのコーデ(バーガスプラスlot955、バスクシャツ、ハリントンジャケット)

いやまた違う視点で考えると、ジーンズは原料のコットンが高くなっていて、
やがては誰も購入しない和服や袴のような存在になるような気もしていますが、

結局いろんな要素が相殺されて現状維持になるだろうという結論です。



ジーンズは履くのではなく、穿くのです。

今回はバーガスプラスの770インディゴ×インディゴ
LOT.770アレンジです。
lot.770 インディゴ×インディゴlot.770 インディゴ×

普通はデニムの生地の裏側って白っぽいですよね。
でも、このデニムは縦糸横糸ともにインディゴ染めされた
糸を使用しているので裏側もインディゴカラーになってます。
lot.770 インディゴ×lot.770 インディゴ×
なので全体的に濃いインディゴ色です。

自分は以前にピュアブルージャパンの縦糸インディゴ、横糸紫色
デニムを穿いたことがありますが、個人的にはあまり
気に入らなかったので途中で穿くのをやめました。

なんか横糸(裏側)が紫といっても表側の毛羽立ちが
紫がかっていてインディゴだけどどこかパープル感がでてしまい、
ジーンズという感じがしなかったですね。これは好みです。
メーカーの色落ちサンプルは良かったんですが、
そこにたどり着く以前に断念しました。

そのような経緯があり、横糸もインディゴのこちらを手に入れた
わけです。また買ったてるのかよ。
lot.770 インディゴ×lot.770 インディゴ×
lot.770 インディゴ×
普通のジーンズとは色の風合いは違いますね。

ですが、最終的には普通のデニムと同じような色落ちになるらしいです。
私のは今のところそこまで色落ちしてませんが。

このジーンズもレギュラーではないので今後も色落ちはしていかないですが、
箪笥の肥やしにしないよう定期的には穿こうと思ってます。


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